仕事のついでに海岸で一休みしていると、たまーに目がいく鈍く光るガラスっぽい石。
実はこれ名前がついていて、その名もズバリ「シーグラス」又は「ビーチグラス」
シー”グラス”っていうぐらいですから、ガラスなんでしょうか?
シーグラスって?
海岸や大きな湖の湖畔で見付かるガラス片のことである。
波に揉まれて角の取れた小片となり、曇りガラスのような風合いを呈する。
~Wikipediaより~
ということでやっぱりアレはガラスでした。
しかしシーグラスは一体何のガラスなんでしょうか?
何のガラス片なの?
一般的に多いのは飲料の容器、つまりはビールやジュースの瓶が割れたものが多いそうで
シーグラスの色味もその元の瓶の色に依存しています。
一番多くみられるのが青・白・茶・緑で
青は清酒などの酒瓶、白は無色透明の普通のガラス、茶色はビール瓶、緑もビール瓶から出来たものが多いようです。
見つけたらラッキー!?”レア”シーグラス
瓶やガラスの数ほどあるシーグラス、よく見るモノがあるならば
逆にレアなものも存在しています。
”ウランガラス”シーグラス
「ウランガラス」とはそのまんまの意味で、
放射性物質である「ウラン」を使用して作られたガラスのこと。
その最大の特徴は、ブラックライト(紫外線)に照らされると緑色に怪しく光る蛍光現象を持っていることです。
なんとシーグラスになってもその現象は消滅せず、同様に観測できるという点が”レア”度を引き上げているようです。
ちなみにウランガラスの放射線量は微量のため、ほとんど人体には影響がないらしいですよ!
”赤”シーグラス
5000分の1の確率でしか発見できないとされる赤シーグラス。
ただ単純に赤いガラスの存在用途がほとんどないために希少となっています。
”オレンジ”シーグラス
なんと赤シーグラスの上をゆく10,000 個に1個しか見つからないとされるのが、このオレンジシーグラス。
同様の理由から、 灰色、紫、黒色のシーグラスは希少価値が高く
コレクターからすると喉から手が出るほど欲しいのだとか。
売れる!シーグラス
シーグラスはコレクターや、それを利用したハンドメイド作家が多く居るため、
量や希少価値、大きさによっては高値で取引されています!
そう!タダで手に入る石が売れるんです!
そんな都合のいい話があるかよ…と思っているそこのあなた!
マジで売ってました(しかも結構良い値段)
何の気なしに検索してシーグラスの事を知ったのですが、
仕事中に休憩がてら海岸でコレを集める副業を始めようかと思います。
アラサーの男が海岸をウロウロしていても入水自殺や不審者ではなく、
シーグラス探しをしているだけかもしれないので通報するのはやめていただけませんか…?
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