続・昔懐かし肝油ドロップが食べたいって話

スポンサーリンク
COLUMN
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

満を持して

前回、『昔ながらおとなの肝油ドロップ』で幼稚園時代の記憶を取り戻した子供部屋おじさん。

今回遂にアレに手を出してしまう…!

カワイ肝油ドロップS

”アレ”とは肝油ドロップ界の元祖にして帝王!

カワイ肝油ドロップSだ!!!

明治44年(1911年)に肝油を現在のようなドロップにする技術を開発した河合製薬。

現在は肝油そのものを使用しているわけではなく、肝油の主成分のビタミンA.Dを寒天などで固めた指定第二類医薬品となっています!

ちなみに現在の缶のデザインになっている男の子は2代目だそうで、2000年前半に河合製薬90周年のイベントの一環として公募されたそう。

割に古い画像に見えますけどね!

他製品との比較

さてこの元祖肝油ドロップ、前回筆者が買った『昔ながらの肝油ドロップ』と比較してどこか違う点があるでしょうか?

原材料

おとなの肝油ドロップ

砂糖、水飴、粉末オブラート、濃縮オレンジ果汁、乳酸菌末、精製鮫肝油、ビタミンC、ゲル化剤、酸味料、香料、増粘剤、パプリカ色素、乳化剤、ビタミンA、葉酸、ビタミンD

カワイ肝油ドロップS

カンテン、クエン酸、白糖、ブドウ糖、ペクチン、水アメ、グリセリン、クエン酸ナトリウム、香料、アラビアゴム

昔ながら大人の肝油ドロップは、”昔ながら”という名の通り鮫の肝油を使用していることがわかります、そのほか栄養成分も表記しており、自分のいいところを存分に打ち出そうとしています。

対する元祖・カワイ肝油ドロップは公式サイトに添加物のみを記す硬派っぷり、ゲル化剤・酸味料・増粘剤は一切使わず、アラビアゴムというゴムの木から出る成分で食感を出しています。

栄養成分

おとなの肝油ドロップ

(1粒中)

ビタミンA:231μg、ビタミンC:30mg、ビタミンD:1.66μg、葉酸:24μg、深海鮫肝油精製油:11.33μg、乳酸菌末:0.2mg(10億個)

カワイ肝油ドロップS

(2粒中)

ビタミンA4,000国際単位ビタミンD3400国際単位

やはりおとなの肝油ドロップが自分の良さを出すために、ビタミンC・乳酸菌を配合していることをアピールしているのがわかります。

対するカワイ肝油ドロップス、ここでも驚異の硬派っぷりを見せつけます!

表記はビタミンA・D3のみ!さらに単位も国際単位という聞きなれないモノを持ってきて我々をかく乱してきます。

何故か2粒での含有量を表示する硬派っぷり、普通に2で割れるのに何で!?

どちらが栄養価が高い?

さて、結局どちらが優れた肝油ドロップなのでしょうか?お互いに含まれているビタミンA・Dで比較をしていきましょう。

単位をきちんと合わせるために国際単位の説明から入りましょうね。

国際単位とは・・・?

⇒薬理学で用いられる、生体に対する効力でその量を表す単位。物質により効力が異なるので1IUの量も物質により異なる。ビタミンAなどの脂溶性ビタミンに対して用いられる。

1IU ビタミンA 0.300μg
    ビタミンD 0.025μg

上記から求められるカワイ肝油ドロップ1粒当たりのビタミン含有量は

ビタミンA 600μg
ビタミンD3 10μg

おとなの肝油ドロップをみてみると

ビタミンA 231μg
ビタミンD 1.66μg

やはりソコは元祖!ビタミン含有量ではおとなの肝油ドロップを足元にも寄せ付けない強さでした!

ただしおとなの肝油ドロップには乳酸菌やビタミンCが入っているので、一概にはどちらが最高!とは言えませんのであしからず。

食感と味

前回食べたおとなの肝油はどちからかといえば噛み応えが「シャリッ」としていて、オレンジの風味をしていました。

食べた瞬間幼稚園時代の記憶がフラッシュバックしたのを覚えていますが、今回のカワイはどうなんでしょうか…?もうあの感動は流石に味わえないのでは…。

食べます!

優ゥ----勝ォ-----!!!!

幼稚園の時に食べてたのはこっちでした!

カワイは「シャリ」ではなくゴムが入っているため「グシャリ」といった食感、そしてほんのり優しく感じるバナナの風味!コレだ!コレだったんや!!

みなさんも是非肝油ドロップを食べてノスタルジーに浸ってみてください、でも食べすぎは禁物ですよ?

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【第(2)類医薬品】カワイ肝油ドロップS 300錠
価格:1980円(税込、送料別) (2020/1/9時点)

コメント