ジュマンジ/ネクスト・レベル 面白いけど不満もあるゾ!

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MOVIE
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前作の焼き直し+新要素多数のお祭り映画第二弾です!

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あらすじ

前作での脱出の後、スペンサーは破壊されたジュマンジの部品を密かに保持していた。

NYでの生活に疲れていた彼は、久しぶりに友達のベサニー、フリッジ、マーサと会うことにするが、当日彼がみんなの前に現れることはなかった。

その後、ベサニーたちはスペンサーを探しに家に来て、彼が再びゲームの世界に入り込んでいると判断し、ジュマンジに戻って彼を救出することにする。

さらに、騒ぎを聞いたスペンサーの祖父エディと、彼の友人のマイロ・ウォーカーまでもが、ジュマンジに入ってしまう。

スペンサーの友達はエディとマイロをジュマンジの世界に慣れさせながら、スペンサーを救出しようとするが、以前よりもレベルアップしたジュマンジに悪戦苦闘する。

〜Wikipediaより〜

前作の視聴は必須!

続き物という事で前作ウェルカムトゥジャングルの視聴は必須です!

”RPGゲームに取り込まれ、ゲーム中3回死ぬと実際に死んでしまう”という基本ルールは非常に分かりやすく楽しめるのですが、登場人物の関係性・ジュマンジ内のキャラクターの特性・お約束のシーン・途中から出てくる前作キャラなど、前作未視聴ではとてもついていけません!

無印ジュマンジ→ウェルカムトゥジャングル→今作

この順番を守って視聴しましょう!

ちょっとだけグロい

作中、ゲーム内で登場人物が死ぬ場面が出てくるのですが、基本岩につぶされたり爆発に巻き込まれたりとコミカルに描かれています。

しかし、毒で死んだり刺されて死んだりという場面では、登場人物の体が固体と液体の中間のようなものになってビシャビシャと飛び散ります。見ようによっては人体破壊描写なので苦手な方はご注意ください!

始まりは無理やりに

前作が非常に楽しめただけに、なぜ次回作が作られてしまうのだろう?という疑問が先に立ちあまり期待できなかった今作。

だってジュマンジは完璧に壊されていたのですから。

やはり導入部分は映画の根幹をなすもので、非常に大事にしなければなりません、それが続き物であるならば尚更に。

その重要な導入部分、ジュマンジが何故もう一度再起動してしまったのでしょうか?

A.主人公が破壊されたジュマンジを持って帰って保管していました。

なんでだよ!おもっくそ死んでる感じなのに次回作で普通に出てくるのが許されるのはモンスターだけなんだよ!一番やっちゃいけない奴だよ!

理由づけが多少腑に落ちたものの、導入としては最悪の部類であると思います。

あと加山雄三の吹き替えが下手なのでめっちゃ浮いてます。

新要素

前作の焼き直しで終わってしまったのなら名作の名を冠したタダの凡百な映画、という烙印を押されてしまうのですが、そこはさすが今一番売れているドウェイン・ジョンソンを起用している映画。新要素も多々あります。

今作の新要素
  • 主人公の爺さんとその友達もジュマンジに参加!
  • ゲームの参加人数1.5倍!
  • 雪国の新ステージが舞台!
  • 新キャラクターが多数登場!
  • キャラチェンジシステム搭載!

この新要素の中でも、ゲームの参加人数が増えた事と特にキャラチェンジ要素は今作のお祭り要素をかなり盛り上げているように感じますし、よりゲーム要素が強くなった気がします。

3ライフ制への不満

新ジュマンジシリーズはRPGゲームの世界、現実世界と違い2回までは”死ぬことが出来ます”

しかし3回ゲーム内で死んでしまうと二度と復活が出来ないというルールがあり、本来であればこれが作品に緊張感を与えるのですが、基本的にコメディ要素の強い作品のため誰もゲームオーバーにならないのです。

2作連続で「ライフはあと1!ヤバイ!」をされても既視感があるだけで緊張感はまるでありませんでした。

折角ゲームという何でもありの世界が舞台となっているんですから、一人くらい登場人物をゲームオーバーにしてみても良いんじゃないでしょうか?実際今回はその展開を期待していました。

1人がゲームオーバーになるも、ゲームの救済措置で何回かクリアすると復活できる!ゲームオーバーになるだけで実は現実世界に帰ってこれる!等、色んな要素を持たせられる気がするのですが…。

なんというか、ジュマンジの世界観を活かしたライトなGANTZが見たかった。それにつきます。

総評

新要素はとても楽しめましたが、前作以上に緊張感のない作品となってしまったのが残念。

ラストシーンでは次回作に繋がるような展開を見せていたため、次回は誰かがゲームオーバーになって…というちょっとした鬱展開を期待したいです!

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