霊幻道士完結篇 最後の霊戦 アドリブ冴えるカンフーアクション!

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中国版吸血鬼・キョンシーというキャラクターを世に紹介した霊幻道士シリーズ最終章!

といいつつ5以降もあったりするぞ!

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あらすじ

人里離れた山奥に2軒の家があり、それぞれに道士と和尚が弟子と共に暮らしていた。

ところが、この2人は非常に仲が悪く、道士のいたずらと和尚の仕返しが毎日のように行われていた。

そんなある日、道士の後輩が隊を成して黄金の棺を運ぶ場面に遭遇し、その棺に眠る者がキョンシーである事を知った道士は一抹の不安を覚えつつも後輩を見送った。

その夜、森の中で突然に激しい雷雨に襲われた一隊が急いで野営の準備をしていた最中に棺の封印が解けてしまい、キョンシーが蘇ってしまった!

(Wikipediaより引用)

シリアス0

キョンシーといえば死体が呪いによって生きた屍へと変貌、

生者を鋭い爪や牙で襲い、傷から毒が回ると生者までキョンシーになってしまう、吸血鬼やゾンビに近い割と怖めの設定

しかし今作はすでにシリーズ四作目の作品となっており、ある程度のシリアス展開は一通り済ましてしまった時期のもの、とにかくコメディ路線に舵を切った作品となっている。

何回も折れる金の剣、体をギコギコ斬られると喜ぶキョンシー、ご先祖へのお祈りでムキムキになる道士…などなどハイライトするおバカシーンが非常に多い。

スプラッタ要素やシリアス展開を求めて観る作品ではない。

アドリブ

この作品を視聴するならば、是非吹き替えでの視聴をオススメしたい。

なぜなら声優のアドリブが非常に切れている作品だからである、もちろん演者の声で見たいよ〜勢がいるのもわかる!

でもこれそういう作品じゃね〜から!!!

流れる様な吹き替えからの流れる様なオヤジギャグが楽しめるのは吹き替えのみ!

吹き替え声優も『ちびまる子ちゃん』の友蔵役で有名な青野武、『アンパンマン』のジャムおじさん役で有名な増岡弘と、今は亡き2人の超豪華な面々が揃っていて馴染みも深いぞ!

キョンシーが強い

四作目ともなると、ただのキョンシーじゃあ食傷気味になっちゃうのでは…?

大丈夫!今作はビッグキョンシーなので安心だ!

霊力込めた霊剣も法力もカンフーも全く歯が立たないという強さ、作中の大半はビッグキョンシーから逃げる時間に費やされているほど。

じゃあどうやって倒すんだよ…?つったらもうね、あとは自分で見てもろて。

総評

霊幻道士シリーズで製作を務めてきたのは、香港カンフー映画のスターであるサモ・ハン・キンポー。

しかし今作をもって製作から退くことになり、霊幻道士の精神的続編は一旦区切りを迎えた。

そんな事情もあってか、日本ではタイトルに”最後”を冠された一本であったのかもしれない。

最後という割に、前作未視聴であってものめりこめるようなコメディシーンやカンフーアクションが多く

シリーズものにありがちな視界の高さを感じさせない、どの世代も楽しめる作品だ。

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