2000年代の日本ホラー界に颯爽と現れたニューカマー!
ジャパニーズホラーはかなり苦手なのですが映画史に残したインパクトを体験せねばと鑑賞しました。
あらすじ
夫に今話題の托卵を疑われ惨殺された伽椰子、
その強力な怨嗟の気持ちが呪いに変わり、一歩立ち入っただけでも呪い殺されてしまうという曰くつきの呪いの家が誕生してしまう。
何も知らず引っ越してくるもの、肝試しで乗り込んでくるもの、果ては呪いの家に関わった者と会話した者まで、いずれも呪い殺されてゆく…
革新
スポーツでも技術でもなんでもそうですが、
「○○以前、○○以降」と呼ばれる革新的な瞬間があります。
例えば先日引退したイチローもメジャーに果敢に挑戦し、
10年連続200本安打という偉業を成し遂げました、するとイチロー以降メジャーに挑戦する日本人外野手はどうしてもイチローと比べられてしまう。
貞子の時代
そうした現象が日本ホラー界に起こりました、「リング」です。
白い着物に長い髪を振り乱しながらゆっくりと井戸から這い出る恐怖、極めつけは人を呪い殺す際に出るぎょろっとした目!
身近にあるビデオテープを恐怖の根源として描いたのも大ヒットの要因でした。
ラストシーンのみ全身が映り、とんでもないインパクトを残したのが貞子でした。
貞子・伽耶子 二大巨頭
その二年後、わずか二年後に日本のホラー界に旋風を巻き起こしたのが本作です。
監督清水崇のコンセプトは「とにかく霊を出しまくること」
これが大当たりしました!
伽耶子もラストシーンで顔面含め全身がやっと映し出されますが、それまでにも色んなところで顔を出してますし、伽耶子の息子俊夫なんかはもうほんとウザいぐらいに出ます。
正直ほんとメチャクチャお化けが出るので最初こそ怖いものの途中からは割と真顔で観れます
1998年~2000年のわずか二年間でその後20年続編やスピンオフが作られまくる超ド級のスターが二体も誕生したわけです!
しかし!近年のホラー界といえばパッとしたキャラクターは出現せず。
クロユリ団地のあのガキとか何なんだよ!
もっと見ただけで夜眠れなくなるような化け物でてこーい!
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