2023年4月15日に開業したコミコンカフェミュージアムに行ってきました
中身はよくあるアレに近かったのですが、シネフィルなら興奮できる品なんかもあったので報告がてら記事にします。
コミコンとは?
そもそもコミコンて何なのよ?
1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてシェル・ドルフを中心に開催されたのが原点で、漫画を中心としたポップカルチャーのイベントです。
アメリカのサンディエゴでは毎年7月上旬に開催され、漫画・アニメ・ゲーム・映画と内容も拡大され、13万人以上の来場者が集まる大イベントに発展しています。
公式サイト(https://tokyocomiccon.jp/whatscc)より引用
さらに、コミコンはアメリカのみならず、フランス、イギリス、台湾などでも開催され、世界中で話題となっています
日本では東京や大阪のような大都市圏で開催される漫画・アニメ・ゲームの祭典のようです、サブカル好きにとっては一度は足を運びたいイベントですよね!
けど筆者は東海地方在住、行ってみたいけど時間もお金も無い…そんなことを考えていた矢先でした
コミコンのカフェミュージアムが浜松にできる!
こりゃ行かなきゃ噓でショ
いざザザシティへ
というわけでカフェがあるザザシティ浜松まで車を走らせました。
あまり本筋に関係はないですが、ザザシティといえば2000年に出来た比較的新しい商業施設。しかし当初パルコが核テナントとなる計画があったにもかかわらず景気低迷のあおりをくらい頓挫、
その結果内部には空きテナントも多く、あのユニクロまで2021年で撤退していたりします。4月27日にはこうした商業施設では珍しいパチンコ店がオープンする予定で、筆者が訪れた日にはそのパチンコ店の会員登録をしませんか、という看板がかかっていました。
低迷するザザシティとパチンコ業界の組み合わせは、衰退という二文字を想起させました。
ショップ
ウン万人を集めるイベント元が運営するカフェミュージアムということ、そしてオープン直後の週末ということもあって入場制限がかけられているのでは…と思いながらお店の前に着いてみれば
そこにはガラーンとしたショップとカフェの受付が広がっていました
「めっちゃ空いてるやん…」
オープンしてから最初の土曜日でこの空き具合では今後の運営に関わってくるレベルではないかと思いましたが、まぁ良いかと思いショップを見て回ることにしました
運営元の永久名誉親善大使を務めているのがマーベルのスタン・リーなのでショップの商品もマーベル作品のものが多め、しかし『スターウォーズ』や『ワイルド・スピード』など垣根を越えた作品のアイテムも置いてあるので一見の価値ありです
Tシャツは様々なデザインが用意されていて選ぶのが楽しいです、筆者は事前に目をつけていたTシャツの柄があったのですがラグランTシャツだったのでがっかりしました
中でもBTTFのデロリアンのミニチュアモデルがサイズ別で3種類ぐらいあったのはベネ!ちゃ~んとⅠ・Ⅱ・Ⅲで揃っていましたヨ
さらにショップの片隅には『スターウォーズ』や『ジュラシックパーク』など人気映画を題材としたピンボール筐体があり、1ゲーム100円で遊ぶこともできます!
しかしすべて英語で字幕もないため、今どういう状況なのかが全く分からずいつの間にかボールが二個出てきているという状態になるためウケます。意味も分からないまま5分ぐらいは遊べますのでおススメです。
漫喫
肝心のミュージアム内に潜入するため、まずは受付に向かいます
おそらくまだバイト2日目の店員さんのたどたどしい説明を聞くと、基本一時間600円(オープン記念価格)で場内のものは食べ飲み放題、一時間を過ぎると10分100円の延長料金が発生するらしいとのこと
ミュージアムなのに食べ飲み放題とは如何に…と思いましたが、料金を払って首からレシートを下げていざ入場!
入ってみてびっくり、
ズラッと椅子と間仕切りが並んでて、フリードリンク・フード、そんでもって壁の本棚には漫画が並んでる…コレ…漫喫やん…!!
そう、見たところコミコンカフェは結構広めの漫喫だったのです。しかしじっくり辺りを見回してみますとところどころに展示らしきものがあるのに気が付きました
ミュージアム
まず一番奥まで進んでみると、なんと『Mr.ビーン』でビーンの愛車として度々登場していたミニがあるじゃないですか!
実際にこの車体が撮影に使用されていたか否かは注釈に書いていませんでしたのでタダの同モデル車両だとは思いますが、幼少期のユーモアを全てMr.ビーンから学んだ筆者としては感涙モノ
また、場内にやたらデッケ~人がいるなぁと思って近づいてみると、『ターミネーター2』でシュワちゃん演じるT-800のマネキンでした
おなかの辺りがグロ~~
近くには超合金のボディをさらしているT-800もありました
かっけぇ~~
その他にもジョーカー(ヒースレジャー版)がいたり
チャーリーとチョコレート工場に登場したバイクがあったり
未知との遭遇で使用されたエイリアンのマスクが展示されていました
場内は写真撮影などが禁止されていないため、お気に入りのアイテムの前で記念撮影なんかもバシバシ撮れちゃいます
アレ?じゃあ結局…
先ほどの発言は撤回します、コミコンカフェは漫喫ではなくれっきとしたミュージアムでした、お詫びして訂正いたします。
そしてひとしきり写真も展示物も撮影し終え手持無沙汰になってしまっても、場内に置いてある漫画をAKRacingのゲーミングチェアーに座って読み始めることができます
おい、あんまりそんなこと言ってると怒られるぞ
謝れてえらいね
場内にはアメコミなんかも置いてありますが、筆者は気になっていた「ウマ娘シンデレラグレイ」を熟読しました。演出がアツいしオグリキャップかっこかわいい。
文句なしにオススメ
前半は場内の展示と記念撮影がバシバシ撮影出来て、後半は漫画をドリンクと一緒に悠々と楽しむ。気が付くと一時間があっという間に過ぎていました。
見た目は漫画喫茶に近いつくりとシステムとなっており、ただ単に漫喫との値段を比較すれば割高な気がしてしまいますが、様々な展示や椅子やテーブルなどの過ごしやすさを考えると非常におすすめのスポットとなっています。
まだまだ注目度が低く、混みあっていないこともおすすめポイントの一つです!
ぜひ週末のプランに組み込んでみてはいかがでしょうか、現場からは以上です。
コメント