ナジーム・ハメド ブライアン・ホークの元ネタ天才ボクサー!

スポンサーリンク
COLUMN
この記事は約4分で読めます。

ナジーム・ハメドというイギリスのボクサーを御存じだろうか?

漫画「はじめの一歩」で作中最強であるヘビー級ボクサー鷹村守と死闘を演じたブライアン・ホークのモデルとなった人物だ。

その変則的ファイトスタイルでファンを魅了したプリンスをご紹介したい。

スポンサーリンク

プロフィール

本名ナジーム・ハメド
通称プリンス、ナズ、悪魔王子
階級フェザー級
身長160cm
リーチ163 cm
国籍 イギリス
誕生日1974年2月12日(45歳)
出身地イギリス
イングランド、シェフィールド
スタイル変則型サウスポー
総試合数37
勝ち36
KO勝ち31
敗け1

最早曲芸!?スウェー&ダッキング

ナジーム・ハメド最大の魅力はその変幻自在のファイトスタイルだ、

体の柔らかさを活かしたスウェー
背中を見せる程の前傾姿勢になるダッキング

身体能力を活かしたスウェー&ダッキングはもちろん

ジャブやストレートを見切る眼までも持ち合わせており、ジャブすら顔面に当てるのは至難の業であった。

スウェーの時に着ているパンツはハメドからインスパイアされたキャラクターである「ブライアン・ホーク」の着用しているものと似通っている。

それでいてハードパンチャー

スウェーからのカウンター

そんな激しいディフェンスをしつつ、カウンターパンチを浴びせるのもハメドの真骨頂だ。

通常スウェーの体制からパンチを打とうと思うと、腰の回転が入らないので手打ち

所謂「テレフォンパンチ」になってしまう。

しかしハメドはその体制からも変幻自在のカウンターを打ち、そのどれもが決定打となりうるパンチ力を持っていた。

あり得ない体制からのアッパーやストレート

「はじめの一歩」の漫画の様なパンチが実際に飛び出るのだ、ファンが多かったのも頷ける

ふてぶてしい態度

そして人をおちょくったような態度もヒールとして輝く人気の秘訣だ。

ノーガードで相手をニヤニヤしながらボコボコにしていく様は、

見ようによってはかなり不遜であるが、その実頭に血が上った対戦相手が冷静さを失うので一種の作戦であったのかもしれない

ブライアン・ホークは常に相手を殴り殺す事か女の事しか頭にないタダの卑劣漢であったが、

ハメドは自身が敗れた際はきちんと相手を称えることのできる漢である。

ちなみにガッチガチのイスラム教徒でもある、人は見た目によらない

プロでの初黒星

プロ人生唯一の敗戦を機に、重大な交通事故を起こし引退への道を辿っていくハメドであったが、

一体誰が彼を負かしたのか?

それがこのマルコ・アントニオ・バレラである。

仮想ハメドとして日本人ボクサーとの長時間スパーを敢行、当時無敗であったハメドに対し徹底したアウトボクシングとカウンターで徹底対抗。

判定勝ちをおさめたが、この試合かなりアツいので是非見てほしい。

スウェーで伸び切ったとこを確実にズドン!ハメドはこの時ちょっと浮いている

とかく冷静に、時にアツく、スウェーバックしても逃げられないカウンターを淡々と打つマルコにしびれること間違いなしだ。

ハメドの現在

一応言っておくが右がハメド

2005年5月、英中部シェフィールド市内を速度約144km/hで運転し対向車と衝突、

対向車の運転手に重傷を負わせた事件で2006年5月12日、英シェフィールド刑事法院から禁固1年3か月の実刑判決を言い渡され服役

刑務所の中では練習もしていなかったようで、だいぶ太って出所してきた

今現在もでっぷりとしていて、たまにボクシング観戦に現れるらしい

輝かしい経歴を持っていても、どこか俗っぽい生活で人間味あふれるハメド。

どうか今現在の姿でなく、現役時代の動画を見てほしい。

あと適度な運動って大事だね。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

↑ブログ村ランキングに参加してます、ご協力おねがいいたします!

コメント