とにかく熱すぎる展開とお祭りの様な詰込み具合が最高でした、最高でした!!!!
あらすじ
前作のゴジラvsムートーから5年が過ぎた世界。
ゴジラはなりを鳴りを潜めていたが、モナークという秘密機関が全世界に17体もの巨大生物がいることを突き止め、それぞれ保護が図られていた。
そんな中モナークの科学者エマ・ラッセル博士と娘のマディソンらが孵化したモスラの幼虫との交信を試みていたが、環境テロリストのアラン・ジョナらの襲撃を受けモスラを施設外へと解き放たれるばかりか、巨大生物と交信を図るオルカと呼ばれる装置と共に誘拐されてしまう。
その後もジョナの襲撃が繰り返され、ゴジラの宿敵である「モンスター・ゼロ」が復活、その復活に呼応し世界各地に存在していた巨大生物たちが活動を再開、世界は大混乱に陥る。
地球環境のバランスを司る巨大生物ゴジラ、そして事態の鎮静化を図るモナークの地球の存亡をかけた戦いが始まったのだった。
映画ってこんなに詰め込めるの!?
本作は2時間12分と決してものすごく長い上映時間ではないにも関わらず、体感三時間越えの圧倒的なボリュームがあるんです!見どころがありすぎるんですよ!
まず原作へのリスペクトが凄い!
有名なゴジラのテーマはもちろんの事、「怪獣の女王」ことモスラのテーマも若干のアレンジをされながら流れるシーンがあり、鳥肌が止まらない出来です!
さらに上映終了近辺には2017年に亡くなられた初代ゴジラのスーツアクター、中島春雄さんらを追悼しています。
また、中盤では初代ゴジラを葬り去った最強兵器「オキシジェン・デストロイヤー」も登場!ゴジラファンはニヤニヤする事必至です!
けどゴジラの鳴き声はキーが違うんじゃないの〜〜〜????
この点だけは日本版の鳴き声の方が個人的に好きです。
要素が多すぎる
キングギドラをはじめとしてモスラ、ラドンまで登場するオールスターっぷり!各怪獣が登場するたびにその迫力に総毛だつはず!
その他にマンモスっぽい怪獣や前作のムートーっぽい怪獣に紛れてなんか…こう…既視感が…
そう、たまたま似ているのかもしれませんが後味くそ悪映画筆頭「ミスト」に出てきたでっかい怪物によく似た怪獣も出てきてます!
筆者の勘違いかもしれませんが前作GODZILLAの脚本を務めたフランク・ダラボンは映画ミストの監督も務めているので何かしらの繋がりはあるのではないでしょうか?
というかワクワクするからそうであってくれ!
また、今作も引き続き主演級の扱いのハズキルーペおじさん渡辺謙、非常にいい仕事しています!
アルマゲドン的な展開でものすごく美味しい所をかっさらい、良いシーンで日本語しゃべって散っていく様はハリウッドにも強烈な印象を与えたことでしょう。
相変わらず英語しゃべってる場面では発音が浮いちゃってるけどな!!
二重三重にアツい
キングギドラとゴジラの直接対決がもちろん最高な山場なんですが、そこまでの過程で普通の映画だったらラストシーン級の展開が連発するんです!
筆者は終盤にかけての怒涛の展開に脳みそがついていかず
ラストシーンがアツすぎて一筋の涙がこぼれました
感動して流すならいざ知らず、初めての経験でしたね。
ものすごくもったいぶる
前作GODZILLAと今作の間当たりの時間軸を描いた「キングコング髑髏島の巨人」
スタッフロール終了後に今作を暗示する壁画が描かれており一時期話題になっていましたね。
ですが今作でキングコングは出ません
めっちゃもったいぶるじゃないの!髑髏島には言及する癖に!
しかもラストシーンでは髑髏島が巨大生物の発祥地と推測されるなど、本筋にもゴリッゴリに関わってそうなのに!
今作でキングコングは出ません
絶対にエンドロールが終わるまで席は立つな
キングコング髑髏島の巨人でもそうだったように、エンドロール終了後も映画は続いています、次回作につながる重要なシーンです。
二時間を超える作品なので終盤にはトイレにも行きたくなるでしょう、大きい方が漏れそうになるかもしれません。
そうしたら漏らしてください、
漏らしつつ次回作に思いを馳せましょう。
総合すると今作以上の怪獣映画は今後登場するのか不安なレベルで最高です、正直次回作にも残された伏線等あるものの今作以上の盛り上がりが作れるのかどうか…非常にハードルは上がりました。
また、日本のお家芸であった特撮映画をハリウッド風の娯楽映画に昇華されてしまったことで、ゴジラ映画でさえレベルが段違いだと痛感しました…やっぱ資金力ってすごい。
余談ですがスタッフロール中のCG関連の人員が以上に多くて画面が文字いっぱいになっていたのは圧巻でした。
配役の所では「GODZILLA HIMSELF」「Mothra HERSELF」となっていたのもなんだかほっこりしました。
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