そう、Googleの「G」は真円ではなかったのです。
何を言ってるのか分からないと思いますので、下の2017年に話題になったTwitterをご覧ください。
何でこんないびつな形に?
「GAFA」の一角、天下のGoogle様がまさかデザインをミスしたとでもいうのでしょうか?
そんなはずはありません、この一見ズレたデザインもある人間の脳の構造を利用した意図的なものなのです。
その名も「視覚補正」
人間は目から光として入ってきた情報を脳で処理して初めてモノを「視る」ことが出来ます。
この時目から入った情報は脳で勝手に変換される場合があります、これが「錯視」です。
つまりどんなにデザイン的に正しく、直線であったとしても
脳はそのままの情報として受け取ることはせず、勝手に違う形に変換してしまうことが多々ある、ということなのです!
構造上は対称であったとしても、それを脳が美しい形のまま認識するとは限りません、
非対称であったとしても脳が変換して美しい形になることも、またあるのです。
そしてその「錯視」状態になったとしても美しく見えるように視覚を補正してあげる、
そうした細かい心遣いが詰まっているのがGoogleのフォントデザインです。
真円の「G」だとどうなるの?
具体的にもし、「G」が真円であったならどうだったのでしょうか?
加工するソフト等持っていないので、有名な真円「G」ロゴを見てみることにしましょう。
真円の「G」代表格、「GU」のロゴです。
真円であるにもかかわらず何故かカクカクしたように感じませんか?
このカクカク感を増すために真四角の枠を使用している感じもしますね、
これはこれでやはり狙って作られたロゴです。
デザインの妙
こうした比較でもしないとパッと見では分からないこだわりと
万人の目に優しく映るロゴデザインがGoogleをGoogleたらしめているのだと思いました。
あ~あGoogleの株一杯欲しい
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