50年前のうっせぇわ!?頭脳警察の「ふざけるんじゃねえよ」

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COLUMN
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令和2年突如YouTubeに投稿されたAdoの「うっせぇわ」

キャッチーなメロディ、大人達や現代社会の暗黙のルールへの鬱屈した不満を歌い上げたストレートな歌詞にティーンは深く賛同し、再生回数は令和3年3月半ば時点で9340万回という驚異的な数字を叩き出す社会現象となりました。

そんな「うっせぇわ」ですが、実は昭和の「うっせぇわ」ともいえる楽曲があるのはご存知でしょうか?

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ふざけるんじゃねえよ

今から遡ること約50年前の1972年

学生運動・全共闘・新左翼…社会が不安定する中レコードデビューしたのがPANTAとトシからなる“頭脳警察”というバンドでした

頭脳警察は過激な歌詞と激しいライヴパフォーマンスが魅力のパンクバンドで、舞台上でオ○ニーをキメるというエピソードからも分かる通り、当時の常識をぶっ壊す型破りなバンドでした

そして彼らが世に出した3枚目のアルバムに収録されていたのが、昭和のうっせぇわ「ふざけるんじゃねえよ」なのです

社会に対する不満

前述した通り、頭脳警察が活躍した当時は全共闘時代、学生と大人が対峙し若者が実力行使で自由を勝ち取ろうとした時代でありました。

そんな中でこの「ふざけるんじゃねぇよ」は大人がそれまでに作り出してきたしがらみや、慣習、しきたりに対して真っ向からぶつかっていく歌詞だったのです。

馬鹿野郎、クソッタレなどベジータがよく使うような罵詈雑言をキャッチーなメロディに乗せて歌う彼らに、若者は自分を重ねて熱狂しました。

良い子ちゃんでいることを否定し、自分より権力を持ち、息苦しい価値観を押し付けてくる大人と社会に対して汚い言葉を使いつつメロディアスに歌い上げるという点は、まさしく「うっせえわ」と同じだったのです。

社会の評価

ただし、出る杭は打たれるわけで

頭脳警察のファーストアルバムはあまりに過激なため発売禁止になり、出入り禁止となったコンサート会場まである始末、社会は彼らを叩きました。

対して「うっせえわ」も若者に大人気になった後、”子供に聞いて欲しくない曲”としての評価をそこかしこで聞くことになるわけです。

50年という時代を超えても、若者の社会に対する過激なメッセージは批判されているということがよくわかります

うっせぇわ

若者の社会に対する働きかけは、日本では全く受け入れられることはありません

老獪な権力者や既得権益の甘い汁を啜る人物たちが、徹底的にその芽を摘んでしまうからです

だからといって「うっせぇわ」「ふざけるんじゃねえよ」というメッセージを発信することを恐れてはいけません

このブームも今はただの楽曲、若者の戯言という観点でしか語られないものなのかもしれません、しかし大人が子供に聞いて欲しくない、という反応が得られたように、確実に大人が作り上げてきた社会に対してヒビを入れることが出来るんです。

筆者自身は「うっせぇわ」と言えるような年代ではなくなってしまいましたし、社会に取り込まれてしまいました。

ただこの拙稿を読んでくれた小学生・中学生・高校生・大学生のみなさん、厨二病でも良い、社会というダムを叩き続けてください

そうすればヒビは広がって、ダムは決壊します、もしかしたらあなたにとって、みんなにとっても過ごしやすい世界が開けるかもしれません

どんどん自分の意見を発信していきましょうね、ただそれが言いたいが為の記事でした。

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