戦慄怪奇ファイル コワすぎ!劇場版・序章【真説・四谷怪談 お岩の呪い】 物語は遂に核心へ!?

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DRAMA

コワすぎ!シリーズも遂に5作目!なんと6作目の劇場版を見越した前日譚となっています!

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あらすじ

前回のロケの動画を確認する制作陣は、今まで忘れていたことを思い出した。目撃した何かを確認するためにあらためてチームの結束を強くする。

投稿された動画はある映画制作中に記録されたもので、登場人物の会話に使われた四谷怪談のお岩の影響ではないかと投稿動画の監督である山内はインタビューで答える。通常お岩さんを取り扱う場合御祓いをするが、その映画ではお岩さんが中心の話ではなかったので御祓いしていなかった

性格が豹変したスタッフ、連絡の取れない女優の松井。松井の自宅に行く3人は、松井の奇行と右目を布で覆う姿に驚く。続いて撮影場所にいき、どのような状態で撮影されたのか検証した動画を見てみると正体不明の何かが写り込んでいることに気が付く。

市川は右目に違和感を感じだし、お岩を祀っている神社でお祓いをするが状態は変わらない。

怪談師の吉田に四谷怪談の話を確認し、霊能者である宇龍院道玄を紹介してもらい、改めて除霊をすることになる。除霊の場では苦しむお岩が様々な手段で妨害する。騒ぐ工藤や田代をよそに道玄は冷静に対処するものの、根本的な解決には至らず、人ならざる者に変貌した松井を始末するしかないという―。

~wikipediaより~

お岩さんに関して

お岩さんの発生について、人々のイマジネーションが実体のないものを作り出したという説明がなされますが、似たような話でいうとショートショートの名手・星新一の『神』というお話を彷彿とさせます。

コンピュータに世界中のありとあらゆる人に聞いた神についての情報を入れまくっていると、最終的に本当にそのパソコンが神になってしまうというあらすじです。

こうあるべきという先入観や、対象に対する恐怖心、そういった想像が何かの拍子に集まれば妄想や想像は現実へと変わる

突き詰めればこのコワすぎ!シリーズの取材対象は口裂け女にはじまり、みんなこの妄想から実体へとつながるパターンの怪異がほとんど、今後の重要なヒントになる考え方なのかもしれません。

何かと不遇な市川

File1からずっと工藤にこき使われ、異形の者への取材の最前線に立たされてきた市川。

File4では異世界の中で工藤を救っているので恩義がある筈なのですが、今作でも頭を叩かれ何が出てくるか分からない矢面に向かわされてしまいます。

その上今回はお岩の呪いにまでかかってしまう始末!

今回も髪型を若干変えてちょっと可愛くなっても不憫さは相変わらずのようです。

しかし、何だかんだ義理堅く後輩思いの工藤によって救われる点は、紅一点である市川を初めてヒロインたらしめたシリーズになった気がします。

遂に袋が出来た呪具

File2から工藤のお気に入りと化していた着用者を呪い殺す呪具。

ず~っと事務所のロッカーの中でビニール袋一枚に入れられ保管されていて、こちらもなんだか不憫だなぁと思っていましたが、File5にして遂に袋が登場します!

しかもとある人物が命を懸けて作成したもので、呪具のパワーをアップさせるという中二病アイテムなんです、ワクワクしないはずがありません!

ぞんざいに袋に入れられた呪具ですが、いったいどんなパワーアップをするのか!?今後が非常に楽しみな伏線の一つです。

予算アップ?

作中でも語られる通り、非常にこのシリーズのDVDはレンタルショップでの回転率がよい売れ線の商品となりました。実際かなりの売り上げがあったのではないでしょうか?

そして今回の劇場版製作決定ときて、予算額が恐らく増えたんだと思います。

前作ほとんどカクカクだった異世界の表現がものっそい滑らかに、CGも気合の入ったものになってるんです!

File1の時点でこのシリーズがドル箱コンテンツになると誰が予想できたでしょうか?感慨深いものがありますね。

徐々に明かされる世界観

今作、お助けキャラの道玄が割と有能キャラで何かと説明をしてくれます。

その中でも

・「異世界」に住むのは「古の神」である

・「ミミズ」のようなものが見える

・異世界に触れたものは古の神を現世に干渉させるための入り口になる

以上はかなり物語の核心に迫ったものであると思います。

しかしながらまだまだ残された伏線は数多、果たして全伏線がきれいに回収されるのか?次回の劇場版から目が離せません!

コワすぎ!過去シリーズはこちらから☟
次回作劇場版はこちらから☟

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