どこかで見たことある主人公に巨大ロボ、そしてドリル…!
グレンラガンを生み出した今石監督のセルフオマージュともいうべき作品を観てきました
作品名(評価):プロメア(B)
制作(公開年):日本(2019)
監督:今石洋之
主演:松山ケンイチ、堺雅人他
あらすじ
炎を操る新人類バーニッシュの出現に端を発する惑星規模の発火現象である世界大炎上により、人口の半分が焼失してから30年が過ぎた世界。
自治共和国プロメポリスでは、炎上テロを繰り返す過激派バーニッシュの集団マッドバーニッシュに対抗すべく、対バーニッシュ用装備を扱う高機動救命消防隊バーニングレスキューが消火活動を行っていた。
バーニングレスキューの新米隊員ガロ・ティモスは、火災現場でマッドバーニッシュの首魁である少年リオ・フォーティアと出会う。「燃えて消す」を流儀とするガロと「燃やさなければ生きていけない」と語るリオは、互いの信念をかけて熾烈な戦いを繰り広げる。
燃える魂をぶつけ合う二人の戦い、果たしてその先にあるものとは――
細けぇ事はいいんだよ!!
アニメの話題作といえば近年で言えば「君の名は」が挙げられるが、時系列や入れ替わりといった話の伏線、内容が魅力的な作品であった。
しかし!今作プロメアは内容勝負の作品ではない、グリグリ動く作画に深く考える間もなくガンガン進んでいく展開に燃える作品なのだ!
深く考えてはいけない!
主人公のキャラデザや登場する巨大ロボットはほとんどグレンラガン、またクライマックスシーンでのビームがエヴァンゲリオンの使途殲滅時の十字架模様になっていたり、戦闘の場が同じくエヴァのジオフロントっぽかったり様々なパロディが散りばめられているのを探すのも面白い!
筆者の浅い知識でも分かるのは上記だけだったが、ほんとはもっとあると思うぞ!
DON`T THINK FEEL
ストーリー展開はいがみ合っていた主人公勢とライバル勢が後々判明する(最初っからそもそも怪しいが)巨悪を巨大ロボットのパワーで粉砕する王道展開!
本当に頭を空っぽにして見ていても終盤のアツさの押し売りとも言わんばかりの展開に全身が総毛だつこと間違いなし!
そう!ただ画面を見ていれば楽しめるのだ!
ただしボーっとしてはいけない!ともすると画面酔いしそうになるくらいの戦闘シーンが冒頭から連続する、というか気を抜くと今どうなっているんだ!?となりかねないほど画面は動きっぱなし!アニメーターってのはすげぇなぁと再確認できる。
また、アツい今作に花を添える豪華声優陣の活躍も見逃せない!
中でも堺雅人の気合の入った演技は一聴の価値ありだ、あとは前情報を調べずにケンドーコバヤシが演じるキャラクターを当てるのも楽しいかもしれない。
筆者としては学生時代の友人の名前がスタッフロールで流れてくるのが感慨深かった。
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