ゲゲゲの鬼太郎 妖怪奇伝・魔笛エロイムエッサイム シンプルにタイトルが長い!

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ゲゲゲの鬼太郎実写化といえばウエンツ瑛士?ノンノン!!通なら1987年の和田求由版でしょ!

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あらすじ

ある日、鬼太郎のもとに霊界郵便配達人から手紙が届いた。

差出人は鬼太郎の親友・悪魔くんからだった。その手紙によると行方不明になってしまった大好きだった担任の星先生を助けるため力をかしてほしいという。

なんでも2ヶ月前のある夜更け、桜の精・桜子に恋をしてしまった星先生は桜子に精気を抜かれミイラ人間と化し、その後行方不明になってしまったという。

先生が廃墟にいると知った鬼太郎たちは助けに向かう。

特撮!特効!最高!

ジョジョの奇妙な冒険が連載開始された1987年、天安門事件やブラックマンデーが起きたり世界は激動の時代。日本でいえばバブル景気真っ最中、二度と訪れないかもしれない短い春を謳歌していた。

そんなバブリーなイキフン溢れる日本で産み落とされたのが今作『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪奇伝・魔笛エロイムエッサイム』だ!

無駄に金のかかったリアルで若干怖い妖怪の着ぐるみ、安全なんて度外視で演者の至近距離で炸裂する発破、郵便局員役でガッツリ出演する水木しげる御大…

Z級感溢れるジャケットに反して非常に魅力的な作品なのだ!

ババアじゃなくてジジイ

鬼太郎のお供といえば目玉のおやじにネズミ男、子泣き爺に砂かけ婆と一反木綿。もちろん皆んな登場するぞ!

経費の関係か何か知らんけど、ぬりかべは出ねぇぞ!

目玉親父はファミレスに売ってそうなソフビ感が凄まじいが、声が田の中勇なのでまだセーフだ。スターウォーズのヨーダだって最初はゴリゴリにゴム人形だったもんね。

1番問題なのが砂かけ婆を演じる役者だ、その名も奥村公延氏。2009年に亡くなっているが大河ドラマや連続テレビ小説に数々出演する名バイプレーヤーだ。

けど砂かけ婆なのにジジイなんだよなぁ…

本当に何故かはわからない、いっそのこと役名も砂かけ爺にしちゃえばいいのに、婆なんだ。本当に何でだ・・・?

ちなみに子泣き爺を演じるのは不破万作、当時41歳であるが既にジジイの風格だ。

夢のコラボレーション

漫画の実写化といえばお祭り要素も非常に大事になってくる、その辺も踏まえて今作は水木しげるの代表作である『悪魔くん』から悪魔くんとファウストが参戦している。

悪魔くんは超天才児という設定であるが、今作では特にその片鱗を感じない。ただ単にファウストを呼び出すための道具として描かれている。

ファウストに至っては付け鼻がバレバレすぎて『ごっつええ感じ』のMr.ベーター状態になっている。

お祭り要素を出す以外の悪魔くんの必要性はほぼ無かったと言っていいだろう、何故?という感情が浮かんで来るかもしれない、でもソレでいいんだ、この映画はソレでいい。

見切れるスタッフ

特撮といえば敵に綺麗どころの女幹部がいるのは最早必然。

作中でその女幹部として桜の精・桜子と濡女の2人が登場する

人外感を演出しようとこの2人はホバー移動するのだが、撮影技法としては滑車に女優を乗せて引っ張って移動させているらしい。

何故撮影技法が推測されるかというと、とあるシーンに滑車を頑張って手繰り寄せているであろうスタッフが若干見切れているからだ。

すごい金かけて特撮や爆破までしているのに、何故撮影をやり直さなかったのだろう、

何故?という感情が湧くに違いない、この映画は、ソレで、ええんや…

総評

世代を超えて愛されるゲゲゲの鬼太郎実写化シリーズの原点。

もちろんウエンツ瑛士版の方が映像は綺麗だし役者も馴染みがあって見やすい。

しかし56分という非常に短い時間の中に当時の最新撮影技法を駆使したシュールな映像と、ハチャメチャな数のツッコミどころが入った映像作品が他にあっただろうか?いや、無いだろう。

話の筋なんて関係ない、どうかこのシュールな映像の世界に溺れて欲しい。


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